東北フォーラム2日目
参加申込:430名
参加者:304名
内発注者:24名
参加率:70%
10:00~10:05 趣旨説明
コンクリートの補修は決して難しくありません。
劣化機構は何なのか?それは、塩害、中性化、それともASR?
劣化因子は何なのか?それは、塩化物イオン、二酸化炭素、水、?
腐食発生限界値よりも数値的根拠は上か下か?
気象、経済的な環境は?それで、再劣化を許容するか、しないか?
と進むとおのずと工法と材料はきまります。
例えば塩害で、塩化物イオンが腐食発生限界値より上で
再劣化を許容しないのであれば、一番は電気防食です。
次が亜硝酸リチウムの圧入工法となります。
再劣化を許容するのであれば、経済性に優れる防錆剤の塗布工法になると思います。
もし、腐食発生限界値より塩分量が下であれば、さらなる塩分が入らなければいいのだから、表面保護工法を施して塩分が入らないようにすればいいんです。
決してコンクリート補修は難しいとは思っていません。
10:05~11:05
演題:電気化学的防食技術と健康寿命
講師:林口幸子氏(日本エルガード協会・CP工法研究会)
所属:住友大阪セメント
11:15~12:10
演題:コンクリート構造物の電気防食工法の性能確保のための取組み
講師:皆川 浩 先生(東北大学 大学院 准教授)
13:00~14:00
演題:軍艦島(端島)におけるRC建築物の状況と保存・修復のための取り組み
講師:濱崎 仁 先生(芝浦工業大学 教授)
14:10~15:10
演題:鉄筋腐食の観点からみた亜硝酸リチウムによる補修技術
講師:江良 和徳 氏(コンクリートメンテナンス協会 技術委員長)
15:20~15:35
演題:亜硝酸塩の有効的な工法の紹介
講師:池田 幹友 氏(エス・エルテック㈱)
15:35~15:50
演題:STTG工法の各種試験結果と施工実績について
講師:佐藤 亘 氏((一社)STTG工法協会業務執行理事)
15:50~16:05
演題:PVB樹脂と珪砂を用いた高耐久防食鉄筋
講師:石田 知子 氏(大林組技術研究所)
16:05~16:50
演題:セメント系補修補強材料の基礎知識~ひび割れ注入工法と断面修復工法を中心に~
講師:高原 幸之助 氏 (一社)セメント協会)
番外写真
仙台牛タン3店目 太助
1日目 司
2日目 利休
3日目 太助
仙台に来たら牛タンばかり食べている。美味しい
太助の焼き手は非常に味がある。
来年へ
・会場を500人規模でスクール形式の「橘」にする。
・1日開催とする。
・PR体制の強化