20/05/02 山口フォーラム
〒755-0152 :山口県宇部市あすとぴあ四丁目1番1号
山口県産業技術センター 多目的ホール
山口県コンクリート診断士会と共催で、山口県コンクリート診断士会例会として開催した。
参加申込総数:104名
参加者:94名
参加率:90.4%
天候:雨
定員:110名
天井は高く
スクリーンは大きく、音響も良い。
山口県コンクリート診断士会の人的協力が大きかった。
10:00~10:10 挨拶・趣旨説明
山口県コンクリート診断士会会長 瀬原洋一 氏
連休の谷間にも関わらず、100人近い参加者が集まりました。(感謝)
このフォーラムはJCMAと共催で三年前から継続している。
時代は「造るから守の時代」になった。
今回のフォーラムは診断技術の啓蒙啓発を目的に開催したい。
フォーラムの内容は多岐にわたっている。
冒頭の第一部では国交省から施策について、講演頂く。
続いてコンクリートについて達人の先生方に「コンクリートは劣化する、そして治す方法はある」をテーマに講演頂く。
難しい内容ではないので、今日一日楽しんでほしい
診断士会とメンテナンス協会はしっかり活動するので、応援をよろしく。
(メモを取っていたら写真を撮り忘れました)
10:10~11:10 第一部
演題:「社会資本のメンテナンスに関する取り組み」
講師:藤原 浩幸 氏(中国地方整備局 道路保全企画官)
11:20~12:20 第二部
演題:「長寿命化のための点検要領について」
講師:十河 茂幸先生(近未来コンクリート研究会 代表)
13:10~14:25
演題:「誰でもわかるコンクリートの劣化メカニズム」
講師:松尾 栄治 先生(九州産業大学教授)
14:35~16:20
演題:「亜硝酸リチウム技術と健康寿命」
講師:江良 和徳氏(コンクリートメンテナンス協会 技術委員長)
司会進行
森重吉郎(山口県コンクリート診断士会)新光産業㈱取締役
弊会挨拶
徳納剛(一社)コンクリートメンテナンス協会 会長
本日は、本日の講師の十河先生と江良先生と一緒に広島からやってきました。
広島はASRそして海砂・融雪剤の塩害が多い土地柄です。
そんな環境で私たちは25年間コンクリート補修に取り組んでまいりました。
私たちは亜硝酸リチウムを使った工法が得意な協会です。
工法普及で全国で講演会をするうちに、官学からの指導が入りました。幅広い技術と最新の知見と技術の紹介をするようになりました。本日は一日開催でしたので、概論的な講演になりましたが、二日開催の広島・福岡では固有の補修技術の紹介をしますので是非ともおいてください。
先日、整備局で、「関東地方整備局、近畿地方整備局には勝るものがない、是非ともコンクリート補修は中国から発信をしてほしい」と言われました。
従来コンクリート構造物は50年の寿命で設計建設されました。
しかし、50歳を超えるコンクリート構造物が20%を超えるようになりました。10年後には、50%の橋梁が50歳をすぎます。 それらの橋梁をもう50年使いたい。
そんな技術を私たちは研究しています。
それを全国に発信してきます。
コンクリート補修は維新の地「山口」と物づくりの文化都市「広島」から全国に発信していきたいと思います。
最後になりましたが、本日の講演が山口県内のコンクリート構造物の健康長寿命のための一助になればと思います。 いろいろな質問を受けていますので、メールおよび電話でお問い合わせ下さい。