大阪フォーラム 1日目 2017/05/25
〒540-0008
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
ドーンセンター 7Fホール
参加申し込み総数:596
内発注者:17
参加者総数:456
内発注者:16
参加率:76.5%
500人定員の会場が満員になりました。
いい会場ですが、次年は会場の変更が必要。
10:00~10:10 主催者挨拶、趣旨説明
(一社)コンクリートメンテナンス協会
会長 徳納剛
本日は平日のご多忙にお関わりませず、斯くも多数ご参加いただき有難うございます。
本年度、「構造物の健康寿命を延ばすためのシナリオ」と題しまして、全国13都市で補修補強に関するフォーラムを開催いたします。大阪は、2会場目となります。
さて、我が国の社会資本を支える様々なコンクリート構造物は確実に老朽化、劣化が進行しております。
このまま供用し続けると社会資本としての要求性能を満たせなくなる危機に面していると感じています。
その危機を防ぐには、「構造物が適切な性能を維持しうる期間」すなわち、「構造物の健康寿命の期間」を延ばすしかありません。
コンクリート構造物の健康寿命を延ばすには「将来どのように維持管理していくか?」
というシナリオを基に
点検、調査、診断、補修、補強の様々な技術を駆使して構造物の維持管理に取り組んでいかなければならないと考えます。
過去に、
ひび割れがあるから、ひび割れ補修をする。
鉄筋が露出しているから断面修復をする。
という物理的対処の補修工法で、現在再劣化が発生しています。
たとえば、ASRが原因のひび割れというだけで、エポキシ3種と決めて補修対策をしていませんか?
私たちは、
・「塩害に効く」とは何を指しているのか?
・「ASRを抑制する」とはどのような状況を指しているのか?
それらを明確にしなければまた再劣化を繰り返してしまうはずだと考えています。
劣化機構に応じて補修材料と工法を選定するだけでなく、
・それを定量的な観点に立って補修設計することが大切だと考えています。
また、
・補修後の維持管理シナリオを、経済性を考慮した、時間軸で捉えることも重要です。
・再劣化させない工法が常に正しいとは限らないと思います。
・必要最小限の費用を投じて再劣化を許容する維持管理のシナリオも、構造物の与えられた環境を考えるとあるはずです。
定量的な補修工法と維持管理シナリオを総合的に組合わせることで、コンクリート構造物の長寿命化の実現、そして持続可能な社会の実現に寄与できると考えています。
本日と明日の二日間、官・学・産の各分野をそれぞれ代表する講師陣をお迎えしております。
私たちが目指します本年度のテーマ「構造物の健康寿命を延ばすためのシナリオ」をご理解頂き、コンクリート構造物の本来あるべき将来像を見据えた補修設計のきっかけになれば幸いです。
10:10~11:10 演題:「社会資本整備事業の最近の取組」
講師:南後 和寛氏(近畿地方整備局企画部技術調整管理官)
11:20~12:20 演題:「予防保全で健康寿命を延ばす策」
講師:十河 茂幸先生(近未来コンクリート研究会 代表)
13:20~14:20講師:宮川 豊章先生(京都大学インフラシステムマネジメント研究拠点ユニット 特任教授)
演題:「コンクリート構造物を造りこなし使いこなす」
講師:宮川 豊章先生(京都大学インフラシステムマネジメント研究拠点ユニット 特任教授)
演題:「コンクリート構造物を造りこなし使いこなす」
14:30~16:00 演題:「劣化機構に応じたコンクリート補修の基本的な考え方」
講師:江良 和徳氏(コンクリートメンテナンス協会 技術委員長)
16:10~16:55 演題:「すぐに役立つセメント系補修・補強材の基礎知識2017」
講師:セメント系補修・補強材料推進WG講師(セメント協会)
早野博幸 氏 太平洋セメント㈱
その他写真