プレス情報
2016年01月01日 中建日報
コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2015「講師陣、かく語りき」
高度経済成長期に建設されたコンクリート構造物が老朽化し、その計画的な維持管理と補修、補強が深刻な社会問題となっている昨今、(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)による『コンクリート構造物の補修・補強に関する2015」が昨年も全国19会場で開かれた。
フォーラムには、官庁の発注担当者やコンサルタントを中心に延べ約3500人が参加。対する講師陣もメイン講師を努める江良和徳氏が『コンクリートの劣化と補催工法選定の基本的な考え方』と『亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術について』を前・後半に分け、すべての会場で披露したほか、東京・大阪・広島など主要都市においてはフォーラムの趣旨に賛同した国土交通省及び各地方整備局が講師を派遣。さらに各地の学会、団体からもコンクリート補修の将来を憂う有識者が呼びかけに応じ、8団体・9企業から延べ100人にものぼる講師が登場した。
そこで、本紙では「講師陣、かく語りき」と題し、フォーラムに登場した主な講師とそれぞれの講演テーマ、講演内容のポイントを紹介する。