プレス情報
2015年09月18日 中建日報
コンクリ構造物補修・補強フォーラム|10月13日広島市民文化Cで|コンクリメンテナンス協会ら
全国フォーラムなどを通じてコンクリート構造物の適切な補修技術普及などを行っている(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)と広島県コンクリートメンテナンス協会(同)は、『コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム~技術者たるもの、斯くありたし~』を10月13日の午後1時から、広島市中区の県民文化センター多目的ホールで開催する。
老朽化するコンクリート構造物の補修は深刻な社会問題となっており、補修・補強による延命化が急務となっているが、実際の現場には技術者と予算の不足という課題が立ちはだかっている。
今回はそのような状況の中、技術者として身に付けるべき心構えや調査・診断・設計・施工の正しい考え方を紹介するもので、毎年開いている技術フォーラムとは少し違い、補修技術者に必要ないわゆる「精神論」の部分を重視した内容。
登壇予定の講師は各分野の国内第一人者である3名の工学博士。広島工業大学客員教授の宮崎祐助氏は、「技術者たるもの、斯くありたし」、広島工業大学教授の十河茂幸氏は、「限られた資源での橋梁点検は斯くありたし」、同協会技術委員長の江良和徳氏は、「与えられた条件での橋梁補修は斯くありたし」をテーマにそれぞれ持論を語る。
参加申し込み等は協会HPで受け付けており、参加は無料だが、当日のテキストとしてHPから購入できる技術資料の購入を推奨。CPDプログラム3.5単位も取得できる。
徳納会長(福徳技研)は、「定員は300人を予定しているが、今回は行政・補修関係者だけでなく、一般市民も対象。500人の動員を目指す」と話している。
なお、フォーラムの共催は広島県コンクリート診断士会。後援(予定含む)には広島工業大学、(公社)土木学会、(公社)日本コンクリート工学会、(一社)セメント協会、(一社)日本コンクリート診断士会、広島県土木施工管理技士会、広島県建設業協会連合会、中建日報社も加わっている。