宮城フォーラム
仙台国際センター 橘
〒980-0856
宮城県仙台市青葉区青葉山無番地
昨年も使用しましたが、スクール形式でゆったりと座れます。
天井は高く、スクリーンが大きく、広いステージがあります。
都心からタクシーで1000円以内で、駐車場もあります。
ただ、昼食を取るのに不便ですので、今回は弁当屋に販売を頼みました。
参加者
参加申込総数 (発注者 土木系一般 建築系 )
参加者 6人(発注者 土木系一般 建築系 )
参加率 %
プログラム
第一部 10:00~10:30
講師 国土交通省 東北地方整備局 技術開発調整官 横山喜代太
演題「メンテナンス分野等における品質確保の取り組み」
第二部 10:30~11:30
講師 徳永 健二(セメント協会 三菱マテリアル㈱所属)
演題「断面修復について」
第三部 11:30~12:30
講師 江良 和徳(工学博士 極東興和㈱所属)
講演(前半)「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
第四部 13:30~14:30
講師 久田 真(工学博士 東北大学大学院工学研究科 教授)
演題「インフラ維持管理における東北大学の取組み」
第五部 14:35~16:00 講師 江良 和徳(工学博士 極東興和㈱所属)
演題(後半)「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術について」
第六部 16:05~16:35
講師 中丸 大輔(コンクリート診断士 日本ペイント販売㈱所属)
演題「コンクリート剥落防止と塗膜型剥落防止システムについて」
第七部 16:35~16:45 講師 光永 浩一(ダイクレ興産㈱所属)
演題「金属溶射による支障防錆技術について」
会長挨拶
徳納武使
本日は平日のご多忙のところ、かくも多数ご参加頂き有難うございます。
本年度、私たちコンクリートメンテナンス協会は、札幌から那覇まで全国18か所で、コンクリート補修に関して最新の知見と技術を紹介するため、フォーラムを開催いたします。本日の愛知フォーラムが13か所めとなります。
本日は特別講演として、国土交通東北地方整備局 技術開発調整官 横山喜代太様に「メンテナンス分野等における品質確保の取り組み」と題しまして、ご講演頂きます。各地で、整備局の立場で、メンテナンスに関する国の政策のご講演を頂き好評を頂いております。ご期待頂ければと思います。
さて、私たちは、補修は決して難しいと思っていません。本日の講演内容を聞いて頂ければ、コンクリート補修は難しものではないと感じて頂けると思います。
特に、第3部、第5部では、京都大学大学院博士課程で亜硝酸リチウムの内部圧入を研究され、この分野では国内第一人者の江良先生による「コンクリート劣化と補修工法選定の考え方」を、そして「亜硝酸リチウム用いた劣化対策」について第五部でご講演頂きます。
本日のフォーラムは、特定の技術を紹介する講演会ではありません。最新の知見と技術を紹介して、皆様の業務にお役に立てるようにプログラムしています。
第6部では剥落防止のお話を、そして第7部では支承の防錆技術についてご講演頂きます。
また、本日、アンケート用紙を配布させてもらっております。
来年以降の開催のあり方の参考にしたのと、個別のご質問がありましたらご記入を頂けたらと思っています。
盛りだくさんの内容となっていますので、
5時までの長時間となりますが、最後までご聴講をよろしくお願い申し上げます。
第一部 10:00~10:30
演題「メンテナンス分野等における品質確保の取り組み」
講師 国土交通省 東北地方整備局 技術開発調整官 横山喜代太
改正品確法について、ご講演頂きました。
担い手不足、適切な診断維持、ダンピング防止等における。
発注者の責務としての、担い手の育成、ダンピングを解消等について。
受注者の責務として、下請け契約と適切な金額について。
品質確保のために、技術者の能力を審査をするため、入札制度を整備した。そして、資格の適切な評価を行うようにした。
運用指針の構成において、
本文の構成は、各段階において対応するようにした。
調査設計段階について
適正な入札形式:入札対象になるものに会った入札方式を選定する。
・EC方式(設計の段階から施工者を入れる)
・CM方式(コンストラクションマネージャーを入れる)
・デザインビルド
指針本文は、各段階において取り組むべきことを記載している。
解説資料は、関係する法令も掲載は、ガイドライン基準も網羅している。
改正品確法は東北地方整備局及び本庁のHPに掲載している。
必ず実施すべき事項ついて解説
実施に努める事項について解説
担い手育成・確保のための取組について解説
発注者の体制整備に向けた取り組みについて解説
建設産業を改善するための法律である。
具体的な取り組みとして、
・国債を活用して、三月の年度末での工事を平準化する。
・県、市町村にも、地域発注者協議会の体制、国県市町村が協議をしている。
・歩切の根絶を目指している。
メンテナンス分野の品質確保について、解説
50年を超えた社会資本が増加している。
管理体制として、
6から7割が市町村が管理している。
発注者の現状として、土木部門では技術者が三割減少して、技術者不足である。
インフラが老朽化している。職員が減少している。よって、技術者の育成と質の確保が緊急必要課題である。
技術者登録制度の経緯
・公共工事に関する調査及び設計等の品質確保
・技術者登録制度:点検診断、調査、契約業務
・担当技術者について、民間資格も含めて点数を加点している。
第二部 10:30~11:30
演題「断面修復について」
講師 徳永 健二(セメント協会 三菱マテリアル㈱所属)
動画を交えて、断面修復を分かりやすく説明して頂きました。
第三部 11:30~12:30
講演(前半)「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
講師 江良 和徳(工学博士 極東興和㈱所属
今日も絶好調で、気持ち良さそに、ステージでステップを踏んでいました。江良先生の講演は寝てる人がほとんどいません。
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第四部 13:30~14:30 )
演題「インフラ維持管理における東北大学の取組み」
講師 久田 真(工学博士 東北大学大学院工学研究科 教授
維持管理に関する主な系譜の説明
コンクリートクライシスから30年
インフラ老朽化対策
最後の警告 今すぐ本格的なメンテナンスに舵を切れ。
公共施設等総合管理計画の策定養成
各省庁が策定して、各自治体が取り組まなくてはいけないものが増えた。
東北地方のインフラ
東日本大震災前
時間軸に沿って維持管理
震災後
地震・津波による被害劣化状況に応じた維持管理
被害が大きかったものは新設
軽微なものは供用再開
老朽化 被災状況 が 複雑に絡まった状況に対応していかないといけない。
近接目視で初めからやり直しですか?
技術者とお金がない自治体はどうすればいいのか?誰に相談するのか?
インフラマネジメントセンター
東北地方整備局と大学で維持管理に関する協定をして 大学内にセンターを設置。
地方自治体を支援。
山形県県土整備部と協定
自治体支援
人材育成
調査研究
時系列データの重要性
第五部 14:35~16:00
演題(後半)「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術について」
講師 江良 和徳(工学博士 極東興和㈱所属)
東北地区ではまだまだ縁が薄い亜硝酸リチウムの説明をしました。
反響も良く、講演終了後大きな拍手が起こりました。
六部 16:05~16:35
演題「コンクリート剥落防止と塗膜型剥落防止システムについて」
講師 中丸 大輔(コンクリート診断士 日本ペイント販売㈱所属)
中丸先生、今日は最後の講師になりました。
朝から受付をして頂き、助かりました。
講演内容は
まずは塗膜の役目についてお話を頂き、
剥落防止、そして、落書き対策についてお話を頂きます。
色々な事例を交えて、興味深い内容に仕上げています。
第七部 16:35~16:45
演題「金属溶射による支障防錆技術について」
講師 光永 浩一(ダイクレ興産㈱所属)
仙台の食文化
やはり、仙台は牛タンかなと思う。しかし、30年前は仙台であまり牛タンは食べられてなかった。
七夕まつり
江良先生はお疲れ気味であった。慰労会を兼ねて七夕見物をしました。そして、今夜も牛タンを食べました。江良先生元気になってきました。