福岡フォーラム
福岡県自治会館 大会議場
〒812-0044
福岡市博多区千代4丁目1番27号
参加者
参加申込総数359 (発注者40 土木系一般311 建築系8)
参加者307人(発注者29 土木系一般269 建築系8)
参加率85.5%
建築士の参加者が少なかったが、土木系の参加者が昨年より随分増えた。
会長挨拶
徳納武使 コンクリート診断士
本日は初夏を思わせる陽気の中、平日のご多忙のところ、かくも多数ご参加頂き有難うございます。私は一般社団法人コンクリートメンテナンス協会代表の徳納です。
本年度、私たちコンクリートメンテナンス協会は、札幌から那覇まで全国17か所でフォーラムを開催いたします。
本日の福岡が今年最初の開催となります。
昨年も、私たちの「コンクリート構造物の補修補強に関するフォーラム」をご聴講頂いた方も多くいると思いますが、本日の内容は、最新の知見と補修技術を交え、グレードアップしたフォーラムとしています。
本日の開催に関しては、当協会会員の、極東興和(株)福岡支店、日本ペイント㈱九州支店、そして九建日報 に大変なご尽力を頂いたことを紹介させていただきます。
さて、コンクリートの補修は難しいとよく聞きます。
本日の講演を聞いて頂くと、コンクリート補修は決して難しいものではないことがご理解いただけると思います。
コンクリートの補修は、劣化機構の特定→劣化グレード→数値的裏付け→劣化指標値の分析→要求される補修性能→工法・材料の選定と筋書をたどれば、決して難しものではなく、自ずと回答が出るものです。
そのようなことを本日の講演で持って帰って頂ければ幸いです。
本日は長時間となりますが最後までご聴講よろしくお願い申し上げます。
第一部 10:00~10:30
「道路・河川構造物の老朽化に関する話題」
国土交通省 九州地方整備局 企画部 工事品質調整官 森山博文
国内の社会資本の維持管理の考え方と現状のお話、そして九州地方建設局としての九州独特の現状の取り組みをご紹介いただきました。
第二部 10:30~11:30
「断面修復の考え方」
(一社)セメント協会 セメント系補修・補強材料推進WG委員
小川 彰一
セメント系補修材料について分かり易く説明を頂きました。
第三部 11:40~12:20
「コンクリート剥落防止と塗膜型剥落防止システムについて」
日本ペイント㈱ 東京支店 顧客営業部 第二営業group
中丸大輔 コンクリート診断士
剥落防止について、塗膜型剥落防止工法について、分かり易く説明を頂きました。
第四部 13:20~14:50
「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
コンクリートメンテナンス協会技術委員長 極東興和㈱所属
工学博士 江良和徳 技術士 コンクリート診断士
第五部 15:00~16:30
「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術について」
工学博士 コンクリートメンテナンス協会技術委員長 極東興和㈱所属
第6部 16:30~16:45
「金属溶射による支承防錆について」
ダイクレ興産(株)所属
光永 浩一
来年へのMEMO
スクール形式 定員300名
昨年の参加者は180人位だったので、同じ会場にした。
古い建物だが、空調も良く効いて良い会場。
ただ、スクール3人で1テーブルは狭いので、
来年はもっと広い、天井が高い会場にしよう。
ステージも少し狭い。
■福岡国際会議場 多目的ホール 203+204 スクール 16万円 定員スクール三人掛369人