2014/12/4 宮崎フォーラム
宮崎市民プラザ 大会議室
〒880-0001
宮崎市橘通西1丁目1番2号
参加申し込み:33人
参加者:27人
参加率:82%
挨拶
第一部 13:00~16:00 「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
江良和徳(工学博士 極東興和(株)所属)
所 属 極東興和株式会社 事業本部事業推進部補修課
業務内容 コンクリート構造物の調査,診断,補修,補強業務
アルカリ骨材反応対策に関する研究開発(リチウムイオン内部圧入工)
資 格 博士(工学)
技術士(総合技術監理部門,建設部門)
コンクリート診断士
コンクリート構造診断士
第二部 16:10~17:00 「厳しい施工条件に対応可能な杭基礎工法 ~マイクロパイル技術~」
稲冨芳寿(高耐力マイクロパイル研究会理事、工学博士)
会長挨拶
徳納剛(コンクリート診断士 福徳技研(株)所属 )
本日は平日のご多忙のところ、かくも多数ご参加頂き有難うございます。私はコンクリートメンテナンス協会代表の徳納です。
長時間にわたり、ご熱心なご聴講ありがとうございました。
福島に続き宮崎でも追加講演が決まり、23番目の開催となります。
今回は、高耐力マイクロパイル研究会と共催をし、第一部では江良和徳様(極東興和㈱)よりコンクリート構造物の劣化メカニズムに応じた補修工法の選定の基本的な考え方や亜硝酸リチウムを用いた鉄筋腐食抑制およびASR膨張抑制の効果的な補修工法に関する新しい知見と実績を講演して頂き、
第二部では稲冨芳寿様(高耐力マイクロパイル研究会理事)に、今後本格化する基礎工の補強対策に対しまして、狭隘な施工でも施工可能な杭基礎補強工法『高耐力マイクロパイル』、『STマイクロパイル』、『ねじ込み式マイクロパイル』等の新技術についてご講演頂きました。
今回の内容は、最新の知見と補修技術を交え、昨年より、グレードアップしたフォーラムとなっています。
私たち一般社団法人コンクリートメンテナンス協会は特定の補修技術に片寄ることなく、常にコンクリート構造物の長寿命化を考えながら、適切な補修の考え方、工法、材料を提案発信していきたいと思っています。
講演の内容が、コンクリート構造物の長寿命化に貢献できることを祈念いたします。