2014/12/1 福島フォーラム
福島テルサ FTホール
〒960-8101
福島市上町4番25号
参加申し込み:105人
参加者:96人
参加率:92%
受付風景
挨拶
第一部 10:30~14:00 「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
江良和徳(工学博士 極東興和(株)所属)
氏 名 江良 和徳(えら かずのり)
所 属 極東興和株式会社 事業本部事業推進部補修課
業務内容 コンクリート構造物の調査,診断,補修,補強業務
アルカリ骨材反応対策に関する研究開発(リチウムイ
オン内部圧入工)
資 格 博士(工学)
技術士(総合技術監理部門,建設部門)
コンクリート診断士
コンクリート構造診断士,
第二部 14:45~15:45 「災害廃棄物を有効活用する擁壁構築工法」~ブランチブロックとエコボックス~
池内正明 ((株)高環境エンジニアリング)
小野修司 (景観システム(株))
第三部 15:50~16:30 「狭隘部での杭基礎工法 ~マイクロパイル工法~」
稲冨芳寿(高耐力マイクロパイル研究会理事、工学博士)
会長挨拶
徳納剛(コンクリート診断士 福徳技研(株)所属 )
本日は平日のご多忙のところ、かくも多数ご参加頂き有難うございます。私はコンクリートメンテナンス協会代表の徳納です。
長時間にわたり、ご熱心なご聴講ありがとうございました。
福島の追加講演が決まり、22番目の開催となります。
今回は、高耐力マイクロパイル研究会と共催をし、第一部では江良和徳様(極東興和㈱)よりコンクリート構造物の劣化メカニズムに応じた補修工法の選定の基本的な考え方や亜硝酸リチウムを用いた鉄筋腐食抑制およびASR膨張抑制の効果的な補修工法に関する新しい知見と実績を講演して頂き、
第二部では池内正明様(㈱高環境エンジニアリング)、小野修司様(景観システム㈱)に再生資材(陶磁器くず等)を有効に活用する擁壁の構築技術であるエコボックスとブランチブロックについて、ご講演頂きました。
さらに第三部では稲冨芳寿様(高耐力マイクロパイル研究会理事)に、既設基礎の耐震補強工法として、橋梁の桁下や既設構造物に近接した場所など、厳しい施工環境に対応するために開発された杭基礎工法のマイクロパイル工法について講演をしていただきました。
今回の内容は、最新の知見と補修技術を交え、昨年より、グレードアップしたフォーラムとなっています。
私たち一般社団法人コンクリートメンテナンス協会は特定の補修技術に片寄ることなく、常にコンクリート構造物の長寿命化を考えながら、適切な補修の考え方、工法、材料を提案発信していきたいと思っています。
講演の内容が、コンクリート構造物の長寿命化に貢献できることを祈念いたします。