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コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム、コンクリート構造物の補修・補強材料情報
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プレス情報

2014年07月30日 建設産業新聞

構造物の補修工法学ぶ|フォーラムに230人

2014年07月30日 建設産業新聞 コンクリートメンテナンス協会(徳納武使会長)は25日、仙台市の仙台国際センターで「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2014」を開いた。
 当日は、インフラ老朽化に関連する地方自治体やコンサル関係者ら230人が受講、補修工法選定の考え方や適応性について最新の知見と補修技術を熱心に聴講した。
 冒頭、あいさつした徳納会長は「コンクリートの補修はよく難しいといわれるが、補修設計フローに沿って取り組むと決して難しいものではない。当協会では、今後もコンクリート構造物の長寿命化に貢献すべく有効な新しい技術を論議し推進していきたい」と述べた。
 また、来賓として東北地方整備局の柴田吉勝企画部技術調整管理官が「大震災からの復興はもとより、インフラのメンテナンスを進めていく上でも協力をお願いしたい」と述べ、地の利を得たフォーラム開催に期待を寄せた。
 講演会では、極東興和の江良和徳工学博土が「コンクリートの劣化と補修工法選定の考え方」、「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術」について、東北大大学院の久田真教授が「東北地方のコンクリート構造物の長寿命化」などのテーマでそれぞれ講演。コンクリート構造物の劣化メカニズムに応じた補修工法の選定
の基本的な考え方に加え、亜硝酸リチウムを用いた鉄筋腐食抑制及びASR膨張抑制の効果的な補修工法に関する新しい知見と実績を中心に、有効な最新技術を解説した。