プレス情報
2014年07月02日 中建日報
全国フォーラム順調に開催|ホームページのリニューアルも
『コンクリート構造物の補修・補強フォーラム』を全国開催中の(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納武使代表理事)は6月24日、広島市中区のホテルJALシティ広島で第4回通常総会を開き、この日までに21ヶ所中11会場が無事終了したフォーラムの開催状況などを報告。各議案の審議も滞りなく終えた。
徳納会長は冒頭の挨拶で、「我々は単なる業者の集いではなく、特定の技術の工法協会でもない。議論しながら新たな技術を取り入れ、正しい補修のための資料提供や施工指導を行ってきた。それが全国開催しているフォーラムであり、注入・圧入の講習会。近年では問い合わせも増加しており、我々の考え方が多くの発注者や設計者に支持していただけるようになった」と満足感をにじませ、「力不足ではあるが、協会と会員の皆さんのために頑張る」と述べた。
議事では、徳納代表理事を議長に各議案を審議した。平成25年度事業報告では、昨年全国28ヶ所で開催したフォーラムで延べ3000人近くを動員し、これに関連して引き合いが増えていることや、技術者養成のためのリハビリシリンダー工法の研修会(三原市)、内部圧入によるASR対策工の現場見学会(佐賀県武雄市)を実施したことなどを報告し、これに伴う収支決算書を承認。
また、26年度事業計画案では、全国開催中のフォーラムについて、予定会場の約半分を終えた現時点で昨年度以上の動員を見せていることや、協会ホームページを近くリ
ニューアルすることなどを説明。諸官庁・コンサルへのPRや各種工法研
修会、技術資斜の配布・販売なども継続して行っていくこととした。