プレス情報
2013年08月28日 中建日報
全国27ヵ所、延べ3000人参加|コンクリート補修フォーラム|JCMAが実施報告会
(一社)コンクリートメンテナンス協会(JCMA、徳納武使会長)は23日、『コンクリート構造物補修・補強に関するフォーラム』の実施報告会を広島市中区上幟町のホテルJALシティ広島で開き、5月から8月までに全国27カ所で開催し、延べ約3000人の参加で盛況のうちに終了したフォーラムを振り返った。
同フォーラムは、コンクリート構造物維持補修の重要性が高まりを見せる中、補修・補強に関する正しい知識の普及と啓発を目的に開催。
内容は『コンクリートの劣化と補修工法選定の考え方』(講師=極東興和・江良和徳氏)と『コンクリート剥落防止と塗膜型剥溶防止システム』(日本ペイント販売・中丸大輔氏)の2本立てで行われ、広島会場では『支承リバイバルシステム』(ダイクレ興産)も彼露。(公社)土木学会や、(公社)日本コンクリート工学会などが後援した。
メイン講師の江良氏とともに全ての会場でマイクを握った徳納会長は「物理的にきつかったのは我々かもしれないが、大成功で終えられたことは皆様のご協力のおかげ。この成果を仕事に結び付けられるよう、一層頑張りたい」と会員の協力に感謝。
報告会は、徳納会長と江良氏がスライドを用いながら各会場の状況やエピソードなどを紹介する形で進行し、両氏がフォーラムですっかり上達した話術と絶妙の掛け合いで笑いを誘うなど大いに盛り上がり、終始和やかな雰囲気の中で労苦を労るとともに、成功を喜んだ。
徳納会長は「発注者・設計者の方にとって正しい選択肢を選べる知識を身に付けることはとても重要だと思うし、そのためのPR活動を今後も続けていければ」とさらなる事業展開に意欲を見せていた。