2024年10月8日 中建日報
2024年10月8日 中建日報 コンクリートメンテナンス協会
11月8日に橋梁新技術フォーラム
藤井氏、江良氏らが登壇
コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)は、11月8日の午後1時から、広島市中区大手町の広島県民文化センターで「橋梁の維持管理に関する新技術フォーラム2024」を開催する。参加は無料で、定員530人に達し次第締め切る。申込み等は同会HPで受け付けている。
今回のフォーラムは、「橋梁の健康寿命を延ばし、脱炭素社会の構築に寄与する」がメインテーマ。
最初の講師として広島大学名誉教授の藤井堅氏が登場し、「鋼橋のメンテナンスについて考える」に関する持論を披露するほか、同会の江良和徳技術委員長は、「橋梁長寿命化のための亜硝酸リチウムの活用」と題し、劣化メカニズムや症状に応じた補修事例を詳しく解説。
このほか、日本ペイントの徳永英彦氏、大塚刷毛製造の北薗亮太氏、吉原鉄工所の吉原慎二氏もそれぞれの専門分野から橋梁の維持管理に役立つ技術を紹介する。
徳納会長(福徳技研)は、「事後保全から予防保全への移行を確実に進め、適切な補修・塗替えを行うことは技術者の責務。本フォーラムが橋梁の維持管理業務に携わる皆様の光明になる内容を提供できると確信している」と話している。