2021年度 年次活動報告会
2022/09/14 15:00~17:00
ホテルモントレ京都
参加者:47人
プログラム
15:00~15:10 開会あいさつ
15:10~15:30 年次活動報告会
15:30~16:00 基調講演
『維持管理に関する最近の話題』
コンクリートメンテナンス協会 顧問 十河茂幸
16:00~16:00 休憩
16:10~17:00 技術委員会報告
『亜硝酸リチウムに関する最近の動向』
コンクリートメンテナンス協会 技術委員長 江良和徳
※資料は会員専用ページに掲載しています
15:00~15:10
開会挨拶
JCⅯA会長 德納剛
2019年から私たちは、コロナ禍の影響で対面での年次活動報告会を開催することができませんでした。
「コンクリート構造物の補修補強に関するフォーラム」も開催することができませんでした。
この、3年間に私たちを取り囲む環境は大きく変わってきました。
その一つが、環境問題です。
カーボンニュートラルやSDG'Sで言われているように、脱炭素社会へ向けての社会的な動きが活発になってきました。
橋梁の架け替え等で多くのセメントを使用するのに対して、私たちが取り組むコンクリート補修は、セメントの使用量は少なくて済みます。
ご存じの通り、セメントの製造時に多くの二酸化炭素炭素を排出します。
より経済的により安全にコンクリート構造物の健康寿命を延ばすことに取り組む、メンテナンス協会はまさに時流に乗っていると思っています。
次に、現在深刻な問題が、「亜硝酸リチウムが無い」という話です。
世界的なリチウムの高騰で、今年の初め値上げをさせていただきました。
国内では、2つのメーカーが亜硝酸リチウムを製造していました。
そのうちの一社が製造を中止いたしました。
しかし、心配は無用です。私たちへ供給している製造会社は十分に在庫を確保しております。
しばらく、リチウムの値段が収まるまで高値が続くかもしれませんが、少しずつですが、市場でのリチウムの値段が下がり始めています。
JCMAは今の供給体制を保ちながら活動を続けていきたいと思います。
今年、3年ぶりにフォーラムを開催しています。
コロナ禍でありますので、人数制限をしながらの開催ですが、多くの方に参加していただいています。
「亜硝酸リチウムはありますよ」というPRと、私たちの新し技術の紹介をしています。
なかなかいい反響を得ています。
事務局への発注者やコンサルからの問い合わせもかなり増えてきました。その一つ一つの問い合わせに真摯に対応しています。
皆様の受注機会が増えるよう、活動を続けています。
そして、来年に向けて、技術委員会を充実させたいと思います。
メンバーはコンクリート診断士もしくはそれに匹敵する技術や知識を有する会員で構成したいと思っています。
来年度からのフォーラムや展示会等の運営に積極的に関わっていただくのと、補修にかかわる技術の開発に関わっていただける組織作りをしています。
是非とも、コンクリート診断士の取得を目指していた抱きたいと思います。
本年、11月1日に軍艦島に上陸します。
また、事務局より案内いたします。
人数に限りがありますので、今回上陸できない方は来年の春の機会を利用していただければと思います。
協会員は切磋琢磨して、技術力を高め、補修業者としてレベルを上げて、受注機会を増やすことを期待しています。
そのために協会は努力をしていきたいと思います。
本日はありがとうございます。
15:10~15:30
年次活動報告会
進行:峯松昇司
資料に基づき説明
15:30~16:00 基調講演
『維持管理に関する最近の話題』
コンクリートメンテナンス協会 顧問 十河茂幸
PPT資料を使って説明。
16:10~17:00 技術委員会報告
『亜硝酸リチウムに関する最近の動向』
コンクリートメンテナンス協会 技術委員長 江良和徳