2021年7月2日　中建日報　補修・補強フォーラム2021 講演動画のネット配信を開始

　「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」を毎年全国開催しているコンクリートメンテナンス協会（徳納剛会長＝写真）は、今年の開催を予定していた全20会場が中止となったことを受け、講演動画の配信を先月30日から開始した。
　メイン講師である十河茂幸氏（近未来コンクリート研究会）の「小規模橋梁を対象とした点検要領とその事例」「亜硝酸リチウムによる補修の設計・施工指針（案）の解説」、江良和徳技術委員長（極東興和）の「維持管理シナリオを考慮した補修工法選定の考え方」「亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修」など26講師による講演動画が公開予定で、ＣＰＤ単位の取得も可能。
　一部の動画は既に視聴可能となっており、その他の動画についても今月～８月末にかけて順次配信予定。２０２２年３月31日まで公開する。動画や公開予定は、協会ＨＰから確認できる。
　今年のフォーラムの副題は、「事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の延ばし方」だった。同協会は、「維持管理業務に携わる技術者の皆様の光明になる内容を提供できるよう努める」としている。