JR北海道札幌保線所会議室で保線所技術者を対象に講習会を開催いたしました。
講師:江良和徳技術委員長(極東興和)
14:00~16:00
参加者:JR(12人)、(株)シオン(3人)、JCMA(3人)
14:00 開会挨拶 ㈱シオン 常務取締役 野澤直司
主旨説明 JCMA 会長 徳納剛
14:00 講演
~ 演題「亜硝酸リチウムを用いた補修技術」
15:30 講師:江良和徳
~
16:00 質疑応答
まず初めに、今回の講習会を企画準備いたしました㈱シオンの野澤常務にご挨拶を頂きました。
続いて、JCMA会長の徳納が協会の説明を行いました。
趣旨説明
「本日私たちは広島から来ました。なぜ広島なのかと不思議に思われる方が多いと思います。広島はASRによる劣化が国内でも多い土地柄です。また、瀬戸内海沿岸地域は海砂による塩害が多い地域ですし、中国山地は融雪剤による塩害が多い地域です。そのようなコンクリートにとって過酷な土地柄です。そのような環境で私たちはコンクリート補修に取り組んでまいりました。対処療法的な補修をしては再劣化する。を繰り返しているうちに劣化をさせない補修工法が分かりました。それが、本日紹介いたします、亜硝酸リチウムを使った補修技術です。本日の講師の江良先生は亜硝酸リチウムを使った補修技術で、京都大学大学院で学位を取られました。ASR対策そして亜硝酸リチウムを使った補修技術では国内の第一人者です。長時間になりますが、よろしくお願いします。」