2020年7月28日 中建日報 [フォーラム動画の配信開始　13講師15本、3/31まで]

フォーラム動画の配信開始
　コンクリートメンテナンス協会
　フォーラム動画の配信を開始
　13講師15本、3/31まで

　（一社）コンクリートメンテナンス協会（徳納剛会長）は、新型コロナウイルスの影響で全会場の開催を中止した「２０２０コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」について、講演動画の無料配信を開始した。来年３月31日まで視聴でき、ＣＰＤ単位の取得も可能となっている。
　動画は、「コンクリート構造物の健康寿命を考える」がテーマで、補修・補強の事例を交えながら予防保全と事後保全の双方の観点に立ち、経済性も考慮した上でコンクリート構造物の健康寿命を延ばすための維持管理の考え方や、最新の調査診断技術、適切な維持管理技術などを紹介している。
　22日現在、京都大学教授の宮川豊章氏による「コンクリート構造物の補修・補強について―シナリオデザイン―」のほか、近未来コンクリート研究会代表の十河茂幸氏による「小規模橋梁の点検要領（案）改訂版」「亜硝酸リチウムを用いた補修の設計・施工指針（案）の紹介」、同協会技術委員長の江良和徳氏による「維持管理シナリオを考慮したコンクリート補修の考え方」「亜硝酸リチウムを用いた補修技術とその施工事例の紹介」など13人の講師による15本の講演動画が視聴可能。今後も随時更新される予定だ。
　動画は、協会ＨＰ（https://www.j-cma.jp/）より。資料のダウンロード、ＣＰＤ申請なども同ＨＰから行うことができる。