2020年4月13日 セメント新聞 メンテナンス協会 5～6月フォーラム中止 ネット配信検討新型コロナ対応で

　コンクリートメンテナンス協会は5月13日、14日の広島会場を皮切りに全国14会場で開催を予定していた「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2020」について、5～6月の6会場での開催を中止するとホームページ（HP）で発表した。新型コロナウイルス感染症予防のため。代わって「インターネットでの講演動画の配信を検討しており、動画配信の際はHPやメールで」案内するという。
　同フォーラムはコンクリート構造物に関する最新の補修・補強技術を紹介するもので、例年、発注者を含む多くの技術者が参加している。今年度は「事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の延ばし方」をテーマに、最新の調査・診断・補修技術の紹介をはじめ「国土交通行政の最新動向と政策」やコンクリート構造物の「健康寿命を延ばすための最新の考え方」を解説することを企画している。
　中止となったのは広島、大阪、那覇、高松、東京、札幌でのフォーラム。7月以降については4月上旬時点では開催予定だが、開催が難しくなった場合はすぐに知らせるとしている。
　7月以降のフォーラム各会場の開催日と会場、定員は以下の通り。
　【7月】2日＝愛媛（テクノプラザ愛媛本館テクノホール）、200人▽15、16日＝福岡（福岡国際会議場メインホール）、1000人▽22日＝山陰＜島根＞（くにびきメッセ国際会議場）、250人
　【8月】5日＝岡山（岡山国際交流センター国際会議場）、120人▽