2020年4月8日 中建日報 コンクリートフォーラム 新型コロナ感染拡大で広島など6会場開催中止
コンクリートフォーラム
新型コロナ感染拡大で広島など前半6会場開催中止
コンクリートメンテナンス協会(徳能剛会長)は、毎年開催している「コンクリートの補修・補強に関するフォーラム2020」のうち、広島会場など6月末までの日程を組んでいた6会場の開催中止を決めた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。7月以降の開催予定については別途検討する。
中止となるのは、広島会場(5月13日、14日)、大阪会場(5月19日、20日)、沖縄会場(5月27日)、四国会場(6月4日)、東京会場(6月11日、12日)、北海道会場(6月25日)。
7月以降に予定していた福岡会場(7月15日、16日)、島根会場(7月22日)、岡山会場(8月5日)、山口会場(9月16日)など8会場は現時点で開催を見込むが、今後の感染拡大等で困難になった場合はHP等で通知する。
同協会は、「現時点で関係者の感染報告はないが、参加者の皆様の健康と安全確保、感染拡大を防ぐ社会的責任の観点から中止を決定した。講演内容についてはインターネットで動画配信し、視聴者がCPDの単位も取得できるよう検討したい」としている。
フォーラムは、高齢化が進むコンクリート構造物の適切な調査・診断・補修設計・補修工事の普及を目的に毎年全国開催しており、昨年は全国延べ約8000人が参加。今年のフォーラムでは、「事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の伸ばし方」をテーマに産学官から多彩な講師を招き、全国14会場での開催を予定していた。