プレス情報
2012年11月09日 中建日報
福岡市でコンクリ構造物の補修・補強フォーラム
(一社)コンクリートメンテナンス協会は6日、福岡市内でコンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラムを開催した。
フォーラムでは、コンクリートの劣化のメカニズムや劣化グレードに適応した補修検討方法が解説されたほか、塩害等に対する有効な対策技術として浸透拡散型亜硝酸リチウム、低圧注入工法、簡易型高圧注入について説明が行われた。
会場となった福岡市民会館には、発注官庁や土木コンサルタント各社の関係者ら約100人が参加、コンクリート構造物の補修・補強等に係る知見を深めようと熱心に耳を傾けていた。
フォーラムの開催に際し、同協会の徳納武使会長があいさつ。協会の発足から、その後のコンクリート補修に係る研究・検証の歩みなどを説明するとともに、今回のフォーラムが福岡県のコンクリート構造物の丈夫で、美しく、機能的な延命につながっていくことに期待を込めた。