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2012年05月17日 中建日報
リハビリ工法海外デビュー 予行練習と壮行会を開催
アメリカ合衆国テキサス州オースチンで開催される「ICAAR2012」において、亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法(リハビリ工法)の論文が発表されることになった。研究者を代表してスピーチを行うのは極東興和(株)の三原孝文主任。
「ICAAR2012」は、アルカリ骨材反応を題材とした国際会議で、4年に一度行われる。
そこで、米倉亜州夫氏(広島大学名誉教授)や徳納武使氏(徳納技研(株)代表取締役)などの有志が発起人となり、論文の予行練習を兼ねた壮行会が11日、広島市中区で行われた。
有志が見守る中、三原氏が流暢な英語でスピーチを行った後、「今回の学会では、工法の紹介に加え、効果の検証と分析方法にまで言及したプレゼンテーションを行う予定です。日本独自の技術であるリチウム内部圧入工法を海外に向け、発信してきます」と意気込みを語った。